2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『金花黒薔薇草子』

金子光晴 金花黒薔薇艸紙 (小学館文庫)作者: 金子光晴,桜井滋人出版社/メーカー: 小学館発売日: 2002/06メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るグレートな詩人、金子光晴がひたすらエロ話をする本。個人的には、彼の詩よりも戦前の…

十三夜

珈琲のおともに豆大福でも買おうと思って近所の和菓子屋にいくと、見慣れないウサギ形の饅頭が置いてある。お店の女性との会話を井伏鱒二風に記す。「このウサギたちは何でしょうか?」「今夜は十三夜でありましょう」「十三夜とは何でしょうか?」「あなた…

地球の裏側の同時進行

民弁と民裁の事前課題の目鼻だちを整えながらワールドシリーズ第1戦を見る。フィリーズのアトリーが神がかってますね。ホームランに至るまでの過程、投手を追い詰めていくところがすごい。 ヤンキース先発のサバシアはいつも鯨のように堂々としているけど(2…

引越すにあたり準備は色々ある。 調味料を使い切るのもその一つである。ということで料理をする。小松菜の茎と大根の味噌汁(味噌を使い切らねば)、 小松菜の葉の胡麻和え(胡麻和えの素を使い切らねば)、 鳥のひき肉とマイタケを入れたキンピラごぼう(日…

いい天気

眺望のある山がいいね。高くなくていい。街は見下ろさない。地平線からだんだん目線を上げて、天頂までいったら手元をみる。プリムスで湯を沸かしてインスタントのカフェオレを淹れる。同じような人がいたら天気の話からはじめよう。平日だからおじいさんだ…

『ニッポンの思想』

ニッポンの思想 (講談社現代新書)作者: 佐々木敦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/17メディア: 新書購入: 17人 クリック: 199回この商品を含むブログ (167件) を見る浅田彰、中沢新一、蓮實重彦、柄谷行人、福田和也、大塚英志、宮台真司、東浩紀を軸…

『私の中のあなた』

きゅうりを切り、鷹の爪を刻み、切り昆布とあわせてポリ袋に入れ、上に修習教材の段ボール箱をのせてから映画を観に行く(写真はピチョンカーで、公道走行OK)。 『私の中のあなた』、良かった。やたら化粧の薄いキャメロン・ディアスもいいですね。『イン・ハ…

6200グラム

昼間は早稲田ローにいる友人(三年生)に会いに行き、司法試験の勉強等についてしゃべってきました。学部のときに同じサークルにいて、そんときは二人とも法律なんて全く興味なかったのですが、こうして法律の話をしてると何かハズカシイ。世の中を「権利/…

かちけん君

鹿児島地検の誇る裁判員制度広報キャラクターです。 「かごしまちけん」の略だそうな。鹿児島の言葉を学ばなくては、という気分にさせてくれます。 着ぐるみにもなっていて、許可があればかぶってみたいな。 同種キャラとしては、福岡高検管内では、熊本地検…

思い想われ「日本の思想」

人生バラ色しゃべりは七色、上沼恵美子でございます。明日の読書会のための準備をしております。題材は「日本の思想」なのですが、おそらく三度目ですね、読むの。日本の思想 (岩波新書)作者: 丸山真男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1961/11/20メディア:…

反応スタディ

修習地が鹿児島になったと友人に報告すると、 A「西郷いいよね」 B「溶岩に気をつけて」 C「灰が顔にあたると痛いらしいよ」 D「黒豚おくって」 E「黒豚になってきて」 F「黒豚にならないで」 G「おまえは薄汚い黒豚野郎だよ」 H「焼酎おくって」 I「焼酎に…

ごあいさつ

友人たちの勧めもあり開設します。実名で書くのは学部のとき以来で懐かしい緊張感ですが、継続を旨として書き連ねていきます。ブログの運営方針と個人情報についてはプロフィールをご覧ください。 (またね!)