2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

最後のダンスは私にとっておいて

下品で申し訳ないですが。阿川尚之サンのジョージタウン大学ロースクール留学記のなかに、「法律の試験なんてのは壁にクソをたくさん投げつけて、そのクソがどんぐらい壁にくっついたかを競うようなもんだゼ」というむこうの学生の発言があったんですがネ(…

つづれタイヤキくん

まいにちまいにち僕らは鉄板の上で焼かれてイヤんなっちゃうよ。はやく広い海で泳ぎたいもんだ、あともうひとつづり! (またね!)

縦走もあと峰ふたつ

「事案のへそを押さえろ」という刑弁教官の助言を尊重したわけですよ、マジメで純朴なワタクシとしては。「刑弁なんてメルクマール覚えときゃいいっしょ」という多勢の語呂合わせ軍団に背を向け、最近は自分や他人のへそをしげしげと観察して、十人十臍、特…

あと三つの辛抱

『隋の煬帝』(宮崎市定、中公文庫)を週末に読んでいたので、一族皆殺しや大盗賊団、何万人の屍山血河にボンヤリしてしまう。殺されるから殺す、なんとなく殺す、殺す理由がないからこそ殺す、そんなのに慣れてしまい、和光にそぐわない大陸的思考でのぞん…

さよならケイ子

試験官にブルッてしまった。うちの部屋、(不必要に)厳しいゼ。 - A班で修習してたローの友人たちに会って若干テンションが上がる。便所での会話に過ぎないとしても。ま、なんにせよ、あと四科目。引き続き、めんどくさい。 (またね!)

シーソーゲーム

今月上旬に新64期予定者たちと三日つづけて飲んだとき、彼・彼女らはどっぷり貸与制気分だった。修習地での新居をどこにするかという話をしてて、こちらがうっかり「あ、住居手当ないの?」と言おうものなら、「当たり前です!」とピシャリ。目が怖かったな…

ゾウさんが好き、でもカメさんのほうがもっと好き

おっし奄美大島で即独すっか!と妄想していた半年前、事務所の名前をアレコレ考えるのが楽しかった。「マングローブ法律事務所」「ハブ、マングース&ブラックラビット法律事務所」あたりが有力候補として勝ち残ったが、知り合いの事務所職員や弁護士会職員…

風狂の旅

友人の部屋に糊を借りに行ったら缶ビールも渡されて、落合フクシくんの結婚を祝して乾杯する。 - 酔いがさめるまでの間に角川ソフィア文庫で松尾芭蕉『おくのほそ道』を読む。片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず、弥生から長月にかけて、江戸を発して松島…

落葉ふむ

寮の鹿児島同期らと体育館でバドミントンを心身ともにへたばるまでやり、宅配パエリアをにぎやかに食べる。彼らとの日常的友好関係もそろそろ終わりだなあ。 - 木曜の昼休み、粗餐後のけだるい気分のなかで、何気なさを装う感じが伝わらなくもない程度の何気…

真なりや贋なりや

せまりくる試験の圧力と。流行る風邪の足音と。コケたときに失うものの重さと。見渡すかぎりの修習生たちと。そんな環境のなかで、ときにささやかれ、ときに喧伝されるあやしい情報。情報の内容は、主に試験問題の内容・採点基準等。そして情報の根拠は、某…

波をチャプチャプかきわけること

民族移動についての自説を検証するために筏で太平洋を横断する『コン・ティキ号探検記』。アラスカに定住した星野道夫のエッセイ。あと、開高さんが大阪の泥棒部落をコッテリ書いた『日本三文オペラ』。そんな活力溢れすぎの話を最近は読んでたので、ちょっ…

恋は起案の外

昨日は刑裁起案、本日は民弁起案。両日とも起案終了後は(実にサエない出来!)、体育館で卓球やバトミントンをして戯れる。任官志望者に誘われたら断れんですヨ。そして彼を卓球で打ち負かすのですヨ。鹿児島ではもっと互角だった気がするのだが、彼のプレ…